*** 水晶玉とは ***
★水晶の原石で最も透明度が高いのは、結晶の先端に近い部分です。そこを切り出し、磨き上げたのが、上質な水晶玉です。
★天然の水晶で内包物なしの部分はそんなに大きくとれるものではありません。天然で高品質のものであれば、大きさが1mm違うだけでも稀少性がだいぶ違ってきます。結晶が大きくなるまでに大変長い年月がかかるため、近年、良質の大きい水晶玉がとれるような原石がみつかることは稀(まれ)です。
★当社の通販ではどのお客様にも同様の商品を納品するために無色透明の水晶玉をお届けしてきましたが、天然で褐色(スモーキークォーツ)や黄色系の色がついた水晶玉は、それ自体がとても珍しく、稀少です。こちらのサイトでは一点物として有色の水晶玉もお出しすることがありますが、どうぞそちらにもご注目ください。
★天然の水晶は合成水晶と違って、均一な素材ではなく、不ぞろいで内包物のある原石から目利きの職人さんがきれいな部分を見極めて、切り出し、磨き上げていきます。型に入れてできあがるようなものではありません。きれいな水晶玉は、大なり小なり職人芸の世界と言えるでしょう。
★水晶玉は、水をつけながら、大事に大事に、少しずつ少しずつ、高速で回転している研磨機にあてながら磨いていきます。
製作に集中力と時間が要り、大きいものになるほど難易度が上がっていきます。(以前、日本のトップレベルの職人さんが、ご自分の仕事の集大成に、高額な大きい水晶原石を買い入れて世界有数の水晶玉に仕上げられた、という作品を扱わせていただいたことがあります。)
★一本の線を天然の水晶玉を通して見ると、かすかにだぶって見える、と言われます。自然ならではの規則性と自然の環境が作り出す不規則性の融合が、このような表情を作り出すのでしょう。
木の年輪や風のゆらぎのように、自然なゆらぎ幅を持つ結晶構造が、天然ならではの質感を作り出します。 |
*** 水晶玉を飾る際の注意 ***
★日光が直接当たる場所には置かないように! 子供のころ、虫メガネで太陽の光を集めて紙の上の一点を発火させたことがある方もいらっしゃるでしょう。そういう状態が出現することがあるようです。 水晶玉はレンズのようにふくらんでいますので、太陽光が直接当たると、レンズ効果で太陽の光を焦点に集め、発火する場合がある、のだそうです。 だから『直射日光の当たる場所には放置しない』ことが肝要。 太陽の光が直接当たらない場所に飾ってくださいね。 |
*** 水晶玉の風水 ***
★ 当ショップ店長が、以前、香港の著名な風水の先生でいらっしゃるダニー・ウォン氏に伺った話をご紹介させていただきます。
風水では、水晶玉を飾るおすすめの場所は、その年(暦)により、また目的により、変わってくるそうです。
でも、毎年先生にお伺いをたてることのできない方や、インテリア的に毎年場所を変えるのは困難、という場合はどうしたらよいのか。。。
そこで先生が教えてくださった、ベストではないかもしれないけれど、まぁいいでしょう、という置き方は、 一番家族の集まる部屋で、みんなが見やすいところに飾る、 というもの。これなら、なんとかなりそうですね。
また、先生は、 クリアな水晶は、みつめると頭をクリアにするはたらきもある、 とおっしゃっていました。 たまにはみつめて、頭をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。
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*** 水晶玉の浄化法 ***
★ 水晶玉に限らず、天然石の浄化方法を、時々お客様に聞かれることがありますので、この項目を設けました。
正直言って、店主はこの件について自信を持って言い切れることがありません。でも、その手の本はいろいろ読んでいます。月の光に当てるとか、塩で清めるとか、いろいろあるようです。
個人的なお気に入りは、イギリス人の風水師にしてスペース・クリアリングのプロフェッショナル、カレン・キングストンさんが紹介していた浄化方法です。(イギリスは知る人ぞ知るスピリチュアル先進国。風水も日本より盛んな気がします。)
それは、『自分のイメージの中で、浄化したいものを白い光で包んで洗う』 という方法。
これなら、どんな大きさのものでも、また離れた所でも、簡単にできて、しかも効果がありそうな気がするのです。
白い光が効きそうな気がするのは、店主が頭痛の時にたまたま頭の中に白い光をイメージして腹式呼吸をしたら治ってしまったから。誰にでも効くかどうかわかりませんが、それ以来何回もそれで治っています。不思議ですが。。。
当社の商品も時々この方法で店主が勝手にまとめて浄化しています。あしからず。
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*** 水晶玉のアートな一面 ***
★水晶玉は、他の美しい宝石同様、鑑賞に値する美しさです。
★まるで「無」を体現するかのように素通しで空っぽに見える水晶玉。
一方、どんな小さな水晶玉でも、表面にまわり全部の景色を映しているので、まるで世界を含んで存在しているようです。
見ているだけで脳が刺激されそうなコンセプチュアル・アートとして、まさに「鑑賞」に堪える「作品」ではないでしょうか。
ちなみに前述したように香港の人気風水師ダニー・ウォン氏は 「透明な水晶玉はみつめていると頭がクリアになる」 とおっしゃっていました。 じっくりみつめて味わってみてください。
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*** 水晶玉占い ***
★ 西洋の占いやおとぎ話に、水晶玉をみつめていると、その中に映像が浮かび上がってくる、という設定がありますよね。映画や絵本で、そんな場面をご覧になられた記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜそんな話が生まれたのでしょうか? それは根も葉もないことなのでしょうか?
ひょっとしたらその話が生まれた理由はこれかもしれない、という話を、数十年前に、たしか文芸春秋で立花隆氏が書いていらした記事だったと思うのですが、読んだことがあります。
それは、アメリカの大学での実験や、ご自身の実験として、水晶玉をジーッと長い時間みつめていると、意識の変容が起こるのか、中に映像が見えてくることがある、という話でした。
ただし、映像が見えるのは水晶玉だけではなく、洗面器に張られた水など、透明で体積のあるものなら、見える場合がある、とのことでした。
そして、その映像が単なる幻覚なのか、それともどこかの現実とつながったものなのかはその記事ではわかりませんでした。
店主もいつか試してみようと思いつつ、見えるまでにみつめていなくてはならない時間がかなり長かった記憶もあり、実行することなく今日まできてしまいました。
どなたかご興味のある方、鑑賞がてら、そして頭をクリアにするのも兼ねて、実験なさってみてはいかがでしょうか。 新しくて実は古い楽しみ方かもしれません。
<引用等はご一報ください> |
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