♪ 淡水パールのお手入れ方法 ♪
基本的に淡水パールのお手入れは、他のパールと同じです。
つまり、
「使ったあとに、やわらかい布でふいて、汗や汚れを落としておく。」
という日々のお手入れの積み重ねが美しさの長持ちの秘訣です。
真珠の場合は水ぶきも大丈夫ですので、固くしぼった布でふいてあげるのも良いでしょう。
ただし、水の中に何かの成分がはいっていると、それに影響を受けることも考えられますので、
なるべく余分な成分のない水 (蒸留水、精製水、浄水器でろ過した水等) が望ましいです。
温泉水はジュエリー全般不可ですのでお気をつけください。
真珠はタンパク質系の宝石ですので、①酸に弱く、また②硬度もそんなに高くありません。③紫外線にも弱いです。
だから、
①汚れがついたら、こまめにふく。化粧品など変質させそうな成分がつかないようにする。
②他のものとガチャガチャいっしょにしまわない。
③太陽光や電気の明かりなど、光にあたらない場所に保管する。
などの心遣いもおすすめです。
とは言え、そんなに気にせず使ってしまうことも多いですよね。
上記に気をつけた方がいいのは間違いないのですが、
店長の実体験からすると、あまり神経質にならなくても結構美しさを長く楽しんでいます。
ただし汗や汚れがついたなと思ったときはできるだけきれいにとっておきましょう。
ちなみに、紫外線による影響で、ナチュラルカラーのパールは長い時間がたつうちに、
色が微妙に変わってくることがあります。
光沢の良いパールなら、色が変わっても光沢はあまり変わらないので、
変化していくことでさらに魅力的で微妙な色合いになることもあります。
変わったあとも天然の色ですので、それはそれで楽しんでいただけるものだと思います。
汚れてしまった真珠をきれいにする場合は、
中性洗剤を薄めて汚れをふきとり、そのあときれいに洗剤をとっておくこと。
実は店長はそこまで真珠が汚れたことがないので試したことはないのですが、
この方法は鑑別の先生に伺っても、ありだと言われたので、大丈夫でしょう。
ただし、洗剤が真珠に残らないようにしてくださいね。
また、鑑別の先生のところでは、
塩(昔ながらの塩です)でもむ「塩みがき」という方法を使ってきれいにすることがあるそうです。
塩を日本手ぬぐいにたっぷりのせ、その中に真珠をうずめてもむのだそうです。
塩を大量に使うので、素人の方にはあまりお勧めではない、ともおっしゃっていましたが、
情報として念のため加えておきました。
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